原発と白血病の因果関係

イギリス・ドイツ・フランスなどの原発や核処理工場などの周辺の住民に、白血病の患者が他の地域に比べて多いという調査があがっています。

原子力の専門家(=推進派の学者)は、それが原子力施設の影響かどうかは証明されないとしています。しかし、「影響がある」と証明されなければ「影響が無い」と見なすことは、間違っています。

この場合、「影響が無い」とも証明されていないということなので、「影響があるかもしれない」と、考えて対応するべきだと思います。

 

水俣病を思い出してください。

水俣病が有機水銀の影響であるかどうか証明されないまま、汚染された魚を食べ続けて被害が広がったのです。証明されなくても、魚を食べるのを止めれば良かったのです。

 

後から、「影響がある」と証明されても、後の祭り。

認定は渋られ、補償は値切られ、健康や命は取り戻せないのは、過去の公害訴訟で何度も繰り返されて「実績」があります。

国や官僚は何ら反省していないのですから、同じことが繰り返されます。

 

子供たちを守るのは、国や官僚ではありません。

親や地域の大人たちです。

 

 

イギリス 核処理工場セラフィールド

「シースケールでは小児白血病が平均の14倍にもなる、 セラフィールドの労働者の子ども41人を調べたところ9人が白血病だった」

フランス

ドイツテレビ番組

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ドイツ放射性廃棄物最終処分場アッセ周辺で白血病・甲状腺がんが顕著に増加 ドイツZDF放送