万一のために!

皆さんは、野田首相の「冷温停止状態」宣言を聞いて、どう感じましたか?

福島原発事故は「収束」したと、思いますか?

 

今も、事故前であれば、トップ記事になるような量の放射性物質が、

毎日放出され続けています。 

 

国は、賠償による経済破綻回避を最優先に考えているように思います。

国民の一部に健康被害が発生することは、想定済みだと思います。

 

そして、健康被害が出たとしても、因果関係が証明出来ないとして、

補償はしてもらえないと思います。

 

4号機の倒壊が心配。

福島第一原発4号機は、倒壊の危険があり、

補強工事を実施したのはご存知ですか。

 

もちろん、倒壊の危険が高かったときには国内報道は全く無くありませんでした。

 

しかし海外メディアでは、当初から建屋が傾いていて倒壊の危険がある、

もし倒壊したら燃料プールの使用済み核燃料が環境に、

これまで以上の放射性物質が放出されてしまうとの指摘がされてきました。

 

そして今回、補強工事実施後に、東電は「倒壊の危険はありません」と、報告していますが、その工事内容が、十分ではなかった可能性のあることを、現場を見た馬淵澄夫元国土交通大臣が指摘しています。

 

国会事故調の報告でも、今回の福島事故では、4号機の倒壊が、最悪のシナリオと記されていますが、その危険性は依然として残されていると、思います。

異常を知る オンライン線量測定データ

http://radiomap.mext.go.jp/ja/area.html

このリンクは、文科省のオンライン線量計測定データシステムで、福島県内各地の放射線量率が確認出来ます。

システムの導入経緯に疑惑があり、当初受注したメーカがキャンセルされています。

このため2割ほど低めのデータに操作されている可能性がありますが、

突発事故による急激な放射線量の増加は知ることが出来ると思います。

(隠蔽されなければ・・・)

 

スイス気象局による福島第一原発からの雲の流れシミュレーション

避難する際には、風向きに注意しましょう。

風向きに直角が基本です。

ただし、今現在が福島方面からの風でないからといって、安全というわけではありません。

放射能を含んだ雲(プルームともいいます)が、風向きが変わる前に、どこにいたかが重要です。

以下のサイトから、雲の動きの予想を確認することが出来ます。

http://www.meteocentrale.ch/en/weather/weather-extra/weather-in-japan/weather-extra-japan-zoom.html

このリンクは、スイス気象局によるものですが、とても判りやすくプリューム(雲)の流れる方向が確認出来ます。

 

シミュレーションサンプル