元巻町町長笹口氏の講演会動画 2014.3.23(日) とちぎ福祉プラザ

「渡されたバトン~さよなら原発~」の自主上映会で実施された、元巻町町長笹口孝明氏の講演会の様子をyoutubeにて公開しました。

使用機器の都合上4分割になってしまいました。申し訳ありません。

http://bit.ly/1fVhMcB

 

笹口孝明氏講演会 1/4

笹口孝明氏講演会 3/4

笹口孝明氏講演会 2/4

笹口孝明氏講演会 4/4


「渡されたバトン~さよなら原発~」宇都宮自主上映会お知らせ

原発の是非をめぐって四半世紀にわたる巻町民のたたかい波乱に満ちたドラマの映画化

脱原発仲間が、実行委員会代表をしています。

私たちも、有志が上映会に協力しています。

2014年3月23日(日)午前午後2回、間に元巻町町長講演有り

宇都宮上映会

 

日時 2014年3月23日(日)

1回目 開場

    上映10時半~12時半

元巻町町長お話

    12時40分~13時10分

2回目 上映14時~16時

 

場所 とちぎ福祉プラザ

  住所 栃木県宇都宮市若草1丁目10番6号(クリックするとYahooの地図にリンクします

 

料金 前売り券1000円(当日券:一般1500円/小中高校生800円)

 

お問合せ

028-635-9025 新婦人宇都宮支部 

080-1207-4322(高橋)

090-4001-5358(伊藤)

E-mail romisan311@gmail.com(手塚)

 

 

実行委員会代表のメッセージ

渡されたバトン を どうぞ あなたの きっかけに。

 

「渡された」バトン

 

 

映画「渡されたバトン」。

私は昨年3月、完成披露試写会で初めてこの映画を見ました。

そのあと、烏山、馬頭、那須塩原でも見ました。

毎回涙でした。

原発をめぐる

巻町の方々の姿と

今の日本全体の姿が重なって見えるのです。

 

私は、原発の危険性を知らなかったわけではありませんでした。

 

この映画にも描かれている

スリーマイル、チェルノブイリ、JCO事故。

もんじゅの事故

被曝労働者の問題

核廃棄物の問題

原爆との関連性

劣化ウラン弾

 

原発は何をもたらすか…

 

 

JCOの時は、子供が小さかった時でもあり、所属していた生協などで勉強会をしたりしました。もんじゅの反対署名をしたり、東京の学習会に行ったりもしました。

 

でもその活動はあまり広がることなく、先細りになり継続しませんでした。

 

原発と共存していることを忘れている日々が続いていました。

 

そして地震、津波、原発の爆発の311

 

知らなかったわけではないのに!

知っていたのに…

 

私が原発のことを忘れていたその時も、

巻町の住民皆さんは、町の未来を真剣に考え続けていらっしゃった。

 

 

どのようなバトンを未来に渡していくのか。

 

 

原発が爆発してしまった。

たくさんの被害が今もなお続いています。

壊れた原発の後始末はバトンにくっついてしまいました。

 

 

世代をこえて

負の遺産として

次の世代に渡さざるを得ないもの。

壊れていない原発だって

負の遺産になります、もう渡してしまいました。

 

どのようなバトンを未来に渡していくのか

 

 

国策として進められていた時代、

多くの国民は原発で明るい未来が開けると信じて疑うことはありませんでした。

反対する人々には

左翼、過激派、反体制とレッテルがはられ

妨害弾圧がありました。

 

そんな中でも

命の問題として、真剣に

考え行動していた方々がいらっしゃった。

四半世紀にも渡る長い長い時間を

粘り強く

続けていらっしゃった

各地の方々のおかげで

日本の原発は54ですんでいる。

 

上関原発、大間原発では今も

賛成反対、たたかいが続いています。

 

福島原発事故は

おきてしまいました。

もう なかったことにはできない。

 

大変な負債を渡してしまった今です。

 

 

この映画をきっかけに

ひとりひとりが 考え、

そして

それぞれのできる行動

に繋がっていきますように…

 

 

手塚